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【釣行レポート】宜名真シイラ釣行 by ZENITHテスター 大城 耕
投稿日:2019年12月18日
今年も行ってきました、宜名真のシイラ釣りに。
9月から12月にかけてシイラの群れが岸近くを回遊します。そのシイラを迎え撃つために沖縄県国頭村の宜名真集落では漁港近くに多くのシイラ寄せのパヤオを設置し、海人はイカをエサにした伝統漁法で狙います。
報道カメラマンを生業とする私は11月末に開かれる「フーヌイユ(宜名真の言葉でシイラのこと)祭り」開催に向けた海人の取り組みを撮影するために何度もこの地に足を運びます。
漁の撮影を済ませた後は私の二番目の生業である釣りで知ら漁のお手伝い。腕の立つ仲間を集めて水揚げに貢献したい、、、という建前で大好きな釣りを楽しんでおります。
使うルアーはトップウォーターのみ。宜名真は沖縄一のシイラ所。魚影の濃さも半端ありません。水面を走る一つのルアーを何匹もの魚が我先にと奪い合いながら食いついてきます。一人がヒットさせると他の釣り師にも次々にヒット。そして気が付けば船上の全員の竿が曲がっています。
連続ヒットに大興奮の船上ではありますが、流石に長時間釣り続けると魚の反応も鈍くなってきます。でも大丈夫!次のパヤオに向かい新しい群れに向かってキャストをすればまたまた確率変動クラスの大興奮の釣りが体験できます。
楽しい釣りではありますが、これはあくまでも漁のお手伝い。やり取りを楽しむことは出来ても時間をかけることは出来ません。かけたシイラを強引に寄せて短時間で取り込まなくてはいけません。
そんな釣りにうってつけなのがカレントラインシリーズ。今回の釣りに参加してくれた仲間の全員がカレントラインでシイラとのファイトを楽しみました。トップウォーターをキャストしシイラを誘うためのしなやかな穂先と、ヒット後に強引に取り込むための強さとがこの竿には備わっています。
私が使用したのはカレントライン78M。力対力のファイトで10kgを超えるシイラも時間をかけずにランディング。ゲームフィッシングの本来の楽しみ方とは違う使い方ではありますが、今回はこの様な使い方でシイラとの勝負を楽しみました。
宜名真でのシイラ漁そしてフーヌイユ祭りの様子はこちらをご覧ください。